縦型洗濯機 脱水時のアンバランス回転原因について

縦型洗濯機 脱水時のアンバランス回転原因について

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洗濯したが柔軟剤の匂いがしない 



「耳より話」

水道大加算の大きな原因が「洗濯」アンバランス回転と再注水であった。その残り9分時の脱水行程を廃止した物語です。

解決まで趣旨

 アンバランスの可否テスト : 回転後の洗濯物状態と再注水検知度の自宅確認テスト

状況 1

 下の写真は、2024年11月19日の洗濯ドラム内の洗濯物の片寄状況です。

 1回目の排水⇒脱水時(残り30分)後、結果

 ⇒ほとんど片寄が見られない。

 ⇒その後、注水、ススキ行程

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 2回目の排水⇒脱水時(残り21分)後、結果

 ⇒1回目と比較すると、洗濯物が円周部にへばり付きあり。

 ⇒その後、注水、ススキ行程

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 3回目の排水⇒最終脱水時(残り9分)後、結果

 ⇒浴槽内に散らばり、洗濯物が片寄ってないことがわかりますが、これでも洗濯機はアンバランス大と判定した。

 ⇒そのため、無駄な再注水、再運転を防止するため、停止時に余分な水を自然排水(チョロチョロ音が聞こえる)し、

 その後、スタートボタンで停止、スタートを繰り返し、8分より正常な脱水完了。

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状況 2

 下の写真は、2024年11月20日の洗濯ドラム内に洗濯物を入れ浸した状況です。洗濯前

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 1回目の排水⇒脱水時(残り30分)後、結果

 ⇒ほとんど片寄が見られない。洗濯物が円周部にへばり付きあり。

 ⇒その後、注水、ススキ行程

waka_hime

 2回目の排水⇒脱水時(残り21分)後、結果

 ⇒片寄が見られない。洗濯物が円周部にへばり付きあり。

 ⇒その後、注水、ススキ行程

waka_hime

 3回目の排水⇒最終脱水時(残り9分)後、結果

 ⇒この写真を見ても、浴槽内に散らばり、洗濯物が片寄ってないことがわかりますが、これでも洗濯機は、今日もアンバランス大と判定した。

 ⇒そのため、無駄な再注水、再運転を防止するため、停止時に余分な水を自然排水(チョロチョロ音が聞こえる)し、

 その後、スタートボタンで停止、スタートを繰り返し、8分より正常な脱水完了。

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 残り0分、脱水完了、洗濯物を自動で解した状態。 

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 洗濯物を折りたたみ洗濯籠に入れた状態。洗濯物としては、わずかな量です。 

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再発状況

 また、繰り返し歪回転が大きくなると「エラー」を表示し停止する。その都度、奥さんは洗濯物の位置を手動で変えることになる。

 一回で解消するば良いが駄目な場合は、洗濯物を減らすなどの処置が発生する。

 そのため、物価高騰の折り、水道代、電気代も大変です。また、奥さんの家事にも影響します。

 この度、古い洗濯機とは言え、プライベートに原因を追究し、洗濯時の主婦の悩みを「指1本」で解決しました。

解決策

 強いて云えば、残り9分の行程は不用です

  脱水に入る残り9分時に一時停止し、洗濯物に含有した余分な水を自然脱水させただけです。

  この操作は、「指1本」でスタートボタンで停止、始動を繰り返すことで可能です。

  強いて云えば、残り9分の行程は不用です。変更後の行程は残り10分、次に残り8分の行程と変更すべきであろう。

  残り8分からは現状でも水分の量の多少により脱水時の回転が変動し、後は正常な回転に移行しスムーズに脱水が完了します。

  また、洗濯機が洗濯中に自動で「洗濯物」を大きく偏らせた(ズボン等は偏り大)時でも、「指1本」で解決できます。

  洗濯機は完成品と思っていたが、まだ、まだ、改良の余地が残されていた。


==== Web 本文 ====

件名

 10月11日~脱水時のアンバランス再注水エラーの撲滅達成を達成し、かつ、対策効果が現れました。(節水量 年間15.395リットル、節水金額4,844円、( 但し電気代は不明 )、今日は11月18日です。

アンバランスの改善動機

経緯

洗濯ドラムの交換修理

 奥さんの話では、「10年時にアンバランスがし、時々、ガタガタ音がしていた。そして、最悪時は「エラー」の表示がでて停止していた」とのことです。そこで、安倍首相が10万円を国民に給付したため、メーカーに依頼し洗濯ドラムを補用品の新品と交換してもらいました。その時、メーカーの技術者が、「洗濯物の偏りで、アンバランスが発生します」と申され、お客さんで「今後は、洗濯物の量を調整して下さい」と云って帰られました。

アンバランスと再注水

 それから、3年くらいは、アンバランスでガタガタ音がする際は、回転を止めて、女房と私の二人で洗濯物の偏りを修正して来ました。修正方法は洗濯物を移動させることです。移動は少しの移動もあれば、大胆に移動もあり、妻と私でどちらが修正方法がベストと競争した週もありました。それが、2024年の10月頃のある日、内の洗濯時間のセットは「45分」ですが、56分経過しても、まだ、再注水入し洗濯してました。

56分経過の疑問

 10月頃のある日、洗濯時間の残り10分より、脱水が始まるため、毎日、毎日、洗濯機を眺めて来ました。すると、アンバランス、再注水に至る真の原因が掴めたのです。

再現テスト結果と改善内容

洗濯物の偏り

 脱水時にアンバランス回転不良があっても、エラーを発生させず解決できた。

原因は、洗濯物に含有した余分な水を自然減少させないまま高速回転させるため、アンバランス⇒エラーを発生させていた。

その解決は、指1本で撲滅できた。

我が家では、2024年10月11日~再注水、エラーは発生(0回)してない。

そして、毎日、再注水43リトルの節約。年間に換算すると、365日×43リトル = 15.395リットル(15.395立方)、節水金額 4,844円になる。

仕様 縦型洗濯機 1台。


再現テスト

エラー改善手順

説明

脱水中の洗濯物の偏り

 長年に渡り、「回転ドラム」のアンバランス回転は、脱水中の洗濯物の偏りだと思っていた。

その洗濯行程を検証して見ると、洗濯中から脱水に移る行程において、徐々に水が抜け回転し始めるが、途中で回転ドラムの回転軌跡が歪になり、時には、エラーで停止することも度々であった。そのため、ドラム内の衣服の偏りを修正して来た。うまく調整できないと、再び、回転エラーで止まった。

洗濯タイマーの再確認 

 現状の洗濯タイマーは、残り10分から脱水に移行するように自動セットされている。その間、脱水、回転中に衣類の偏りを自動で修正させている。だが、無理な場合は、再注水しドラム内の衣類の場所を変えるため、残り8分⇒残り17分に自動で戻し、再、注水が発生する。そのため、洗濯時間が7分も延長し電気代も増加するようだ。残念なのは、1回目のすすぎ時に「柔軟剤」が消費されて無くなることである。

現状、ある日の洗濯状況

 洗濯の所用時間を仮に45分とすると、残り10分より洗濯ドラム内の水が抜け始める。そして、少量になるとドラムが徐々に回転し始める。残り9分になると脱水回転が始まる。残り9分⇒残り8分に移る直前に急に回転数が上がる。バランスが少ない時は、定速の高速に移り完全脱水に移る。バランスが異常の場合は、残り9分時に、「再注水をせよ」とのプログラムになっているようで、回転が停止し再注水が始まり、洗濯タイマーも残り8分⇒17分に戻る。アンバランス時は、この行程が繰り返えさせる。

アンバランス原因の予測 

 回転ドラムのアンバランスが始まる原因は、ドラム内の洗濯物の偏りが原因と長年に渡り思っていた。だが、真の原因は、衣類に含有する水量の増減ではと推測し、(1)衣類の乾燥と(2)濡らし品の2種類でテストして見た。

(1)乾燥した衣類

 洗濯前の乾燥した衣類を偏らせ、脱水タイマーの残り10分よりドラムを回転されて見た。その結果、回転中のアンバランスは微量で回転エラーは起きなかった。

(2)濡らした衣類

 衣類を濡らし偏らせて見た。すると、回転エラーが発生した。

わが家の使用洗濯機の行程改善

改善後 

 「指1本」で、回転ドラムのアンバランスが解消できる。 

改善後の回転と排水状況

改善方法の操作手順

 すすぎ完了 ⇒ 残り10分より排水初め ⇒ 残り9分より排水回転開始 ⇒ 洗濯ドラムアンバランス回転 ⇒ 「指1本」でスタート/一時停止ボタン押し「停止」 ⇒ 停止は「自然排水中のチョロ、チョロが消えるまで停止(約5~6秒)」 ⇒ 「指1本」でスタート/一時停止ボタンを再び押し、回転開始し脱水開始 ⇒ 残り8分で少し歪回転(注記)するが、徐々に高速回転し脱水が続く ⇒ 残り0分まで脱水回転する。

(注記)残り8分で、歪回転が大きい場合は、もう一度、「指1本」で「停止し、自然排水中のチョロ、チョロが消えるまで停止(約5~6秒)」、そして、再「スタート」をさせとほぼ解消する。

脱水時のアンバランスを見極めテスト

 すすぎより移行し、脱水残り10分時より徐々に回転し始め脱水開始する。残り9分時に1回目のスタート/一時停止ボタンを押し「停止」するまでの低回転時に、予想した通り、洗濯物に含有された余分な水が自然に脱水した。更に、2回目のスタート/一時停止ボダンを押し低回転をさせた後、3回目の一時停止ボダンを押すと脱水が始まり遮断された。そして、4回目のスタート/一時停止ボタンを押し低回転中にタイマーが残り9分⇒残り8分に移ることを再確認すると、そこから残り8分⇒0分までは高速回転しても、回転エラーは発生せず、脱水が完了した。

アンバランス回転の原因の考察

 洗濯物に含有する余分な洗濯水の過大であった。

 現状は、回転ドラムの回転力で脱水しようとしている。そのため、洗濯物+含有水の両方をぶん回すため、アンバランスになっていた。

改善要望

強いて云えば、残り9分の脱水行程は不用です。

 脱水中に洗濯物の偏りがあっても、洗濯物に含有する余分な水分が抜けるまでの「残り10分~8分の間」は低速回転させ、その間は、高速回転に移行しないコンピューターシステムが必要である。これにより、電気代が節電できる。水33~53リッターと電気代7分が節電できる。


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