東京・赤坂ホツマ研究
本の題名
はじめに
ホツマツタヱには、スス暦とアスス暦が記述されている。そこで、私の研究テーマとして、この二つの暦の解読を取り上げており、 2010年12月の小冊子を見ると「ワカヒトの生れ年は、紀元前1250年~300年頃か」と発表していた。ワカヒトの生れ日がスス暦にて、21鈴 125枝年キシヱ(31穂)」のため、1日8穂、1年365日で割算し年代を求め、更に、神武天理の元年が紀元前660年のため、遡り年を計算し「紀元前1250年~300年」としていた。
だが、2011年に、スス暦の途中の27鈴頃よりの2倍暦であることを発見。2014年に、日本書紀暦が17代履中天皇元年(399年)より2倍暦が1倍暦に戻っている痕跡を発見した。このため、399年を起点に、日本書紀暦(含むアスス暦)、スス暦と遡り、これまで未完成てあった古代日本史の遡り年表を2014年に発表することができた。振り返って見ると、2倍暦の根拠は、不知火、奇数年に即位の天皇のみに「春」の記述あり、満月を儀鳳暦で再現すると2分1暦の再現率が最も高く、ヤマトタケの誕生が21ヶ月目に残されていた。(以上、ホツマの記述)
なお、新たな事象を発見していたが、過去に発表していた小冊子の年代を最新化することを忘れていた。そのため「検証 ホツマツタヱ ホツマ暦 解読編」本を発売し 読者へご周知としたい。
過日、故松本善之助先生にマッサージけを施す間柄
最後の師弟 東京・赤坂ホツマ研究 吉田六雄
2023(令和5)年 7月 7日
目次
・スス暦の証明 (一) 5頁
アマテル神とトミ(臣)よりスス暦の実像が解明される
・スス暦の証明 (二) 21頁
隠れていた一日の刻み単位と途中で改暦されたスス暦
・スス暦の証明 (三) 31頁
ホツマの編集者も知らなかった近代年とスス暦の年の穂の違い
・アスス暦の証明 (一) 41頁
紀年と呼ばれた日本書紀と同じ種の暦のアスス暦
・アスス暦の証明 (二) 47頁
不知火の出現日が古代の暦法を暗示していたとホツマツタヱは解く
・日本書記暦の証明 (一) 65頁
神武元年は、紀元前660年本暦は太陰非太陽暦だった。
そのため、履中天皇元年より太陰太陽暦に改暦されていた
・日本書記暦の証明 (二) 79頁
第一五代応神天皇は、誰の子か
紀年では、応神天皇は仲哀天皇の子とならない。
暦渡来後の太陰太陽暦で見直すと応神天皇は仲哀の子となる。
・検証五四号・2011年4月(年代の更新) 89頁
スス暦と天孫降臨が教えるアスス暦・紀年(長期在位年暦)の秘密
・検証五六号・2011年8月(年代の更新) 115頁
弥生土器の内側のおこげ等の年代とホツマツタヱのゾロとイネの年代比較
・検証五七号・ 2011年10月(年代の更新) 131頁
ホツマの世界 オオヤマスミ (世襲制) の在位年数
・検証五八号・ 2011年12月(年代の更新) 151頁
ホツマの世界 ツミハが訪ねた「ハラの宮」
・検証六六号 ・ 2013年4月(年代の更新) 175頁
ホツマの世界 スス暦(27鈴~)、アスス暦が長暦になった原因と是正の考察
・検証六七号 ・ 二〇一三年六月(年代の更新) 205頁
スス暦の太陽暦への換算とソサノオ(ハナキネ)の日蝕の日の生まれ
・スス暦、アスス暦の証明 225頁
(更新前)ワカヒトの生れ年は、紀元前1250年~300年頃か
(更新後)ワカヒトの誕生は、太陽暦で紀元前 330年頃だった
・本朝年代考鑑の証明 237頁
天照太神の初めは、紀年の2倍暦で紀元前1000年が起源であった
1倍暦では、紀元前330年が起源となる
編集後記
過去の検証ホツマツタヱ原稿について
スス暦、アスス暦の年代の解読が完了した2014年には、年代の更新を発表することは考えなかった、だが、一転、左記の理由により公開することにした、
その後、他研究者らによるスス暦の解読内容を見ると、他研究者においても、自らが「年齢」と「年代」の経過日数が一致しないと述べられ、不備を知りつつ駄説のスス暦を発表されていた。また、その駄説を自らの本にそのまま掲載されていた。また、他に波及し東北の津波の調査記録と対比されて本になっていた。
この様な駄説は、ホツマツタヱの歴史性の否定、スス暦の暦法しての品格を疑わせる行為以外にないと判断される。そこで、この機会に、本書を公開し、他者にも年代の正確性について、見直す機会を提供したい。
完
この度、ホツマツタヱ、ホツマツタヱ暦について、自然科学を規準にしたホツマ暦のスス暦、アスス暦の解読手法を公開することにしました。良かったら、PDF本を下記のアドレスよりクリックしてダウンロードして下さい。なお、自然科学を元にしたスス暦、アスス暦の解読は、故松本先生も認めていたホツマツタヱ研究者の初めての研究結果となった。
提供PDF本の題名 「検証 ホツマツタヱ ホツマ暦 解読編」 ご質問、ご意見などを受け付けております。ご気軽にどうそ゛!!
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検証 ホツマツタヱ ホツマ暦 解読編
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